「暮しの手帖とわたし」の巻末には、かっての雑誌のページが再録されています。
「誰にでも必ずできるホット ケーキ」という記事ですが、これは1950(昭和25)
年七号にのったもので、これはグラビアページに最初に登場した食べもの記事との
ことです。
今から60年も前のものですが、今見てもほとんど違和感がないというのは、写真
がよろしいからでしょうか。この雑誌のよろしいのは、記事にある手順とおりに
やっていけばできることです。それは、この1950年から始まっています。
雑誌の料理ページを参考につくろうとして悪戦苦闘というのは、いまでもよく
あることですが、1950年頃に使える料理ページを掲載した婦人雑誌というのは、
ほとんどなかったとのことです。
当方が家庭をもった時代においても、使える料理本の代表的なものといえば
「暮しの手帖」社からでたものでありまして、当方の台所には、以下の二冊があり
ずいぶんと活躍をしたものです。(もちろん、どちらも雑誌に掲載されたものを
まとめたものです。)
我が家で作られているぎょうざは、これによっておりまして、陳健民さんの指導
によるものですが、そのほかにもあれもこれも、我が家の味となっています。
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そうです。最初のころはほとんど専門のように担当していたということですから、
単行本に収録されたものにも、大橋さんの手が写っているということでしょうか。