朝は5時前に一度起き出して、ふとんのなかで新聞に目を通すことに
なりです。土曜日は読書欄がありますので、そこになにか気をひくものが
ないかと思って見るのですが、取り上げられている単行本で、これは買っ
てでも読もうと思ったものはありませんでした。
文庫紹介のところで、詩人の山崎修平(この人は、どのような人である
のか知らないのですが)があげているものに、佐多稲子さんの「私の東京
地図」がありまして、今年は、この小説集を読んでしまわなくてはと思いま
したです。
山崎さんの紹介文には、「関東大震災や太平洋戦争に見舞われた作
者による、変わりゆく東京を描いた名著」とあります。
ずっと前からこれは読まなくてはと思っていくつかの刊本で架蔵している
のですが、次に東京へと行くときの携行本は、「私の東京地図」にしようか
なと思うことです。(さて古い講談社文庫の本は、どこにあったろうか)
本日の午前は、トレーニングへと行くことにしていましたが、その前にパン
の仕込みをしてしまうことにです。本日に使用した粉は、フランスパン用に
400gで、ロールパン用に700gとなりました。ロールパンは、こね機を使って
20分、フランスパンは、こね機で10分、そのあと手捏ねで8分やりまして、
そのあと4時間ほどの発酵時間としました。
夕方には無事に焼き上がりまして、これから袋詰して冷凍庫で保存して、
その都度いただくことになります。(まずまずおいしいはずであります)

本日は、読みついでいる上野千鶴子さんの「近代家族の成立と終焉」に
収録されている「家族 積みすぎた方舟」を読んでしまおうと思っていたの
ですが、残り20ページくらいで止まっています。このあと、続きを読んでしま
わなくては。
「家族 積みすぎた方舟」が発表されたのは、2003年でありまして、当
時の大統領は息子のブッシュであります。
「アメリカは、その国内に巨大な『南北格差』をかかえた社会であることで、
わたしに『先進国』と呼ぶことをためらわせる。女性のあいだで機会費用
の格差の大きいところでは、ケアを『アウトソーシング』することは、夫を説得
するよりも、もっと容易な解決の手段であろう。発展途上国のように階級間
の賃金格差が大きければ、エリートの女性にとって出産も育児もハンディに
ならない。生まれた子どもにはひとりひとり乳母をつけ、家事使用人を雇うこ
とが容易におこなわれるからである。そしてこのオプションがあるかぎり、男
性の家事・育児参加はもっとも起こりそうにない。」
トランプ大統領の出現によって、当方などはUSAはずいぶんな国である
なと思ったのですが、上野さんは、2003年に「先進国」ではないと言って
いるのですね。
ちなみにこれに続いてのところには、このようにありました。
「日本では現在の入管法が外国人労働力の導入を制限しているが、これが
いったん緩和されれば、ケアの担い手としてアジア各地から女性の移民労働
力が大量に流入する可能性がある。そのような安価な『選択肢』が与えられ
たとき、それに航して夫婦で『半分こイズム』を理想主義的なカップルが多く
いるだろうとは、あまり予想しにくい。」
これから20余年でケアの現場では、外国人労働者がいなくては回らない
ようになっていますが、いまだ移民労働力には制限がかかっていて、大量な
流入にはなっていず、それがために現場は疲弊しているのですが、さて、
これから20年後にはどのようになっているかです。

