昨日の「鑑定団」で

 本日の朝に届いた友人からのメールには、昨日の「なんでも鑑定団」に

長谷川潾二郎さんの絵画がでていたねとありました。生憎なことに当方は、

録画だけして、それを見ることもなしに朝になっていたのですが、メールで

知ったときには時間が足りず、野暮用から戻ってそれをチェックすることに

なりです。

 長谷川潾二郎さんの作品を持ち込んだのは43歳の女性で、画廊でであっ

て一目惚れして、入札販売に札をいれて入手したのだそうです。ありったけ

の貯金をかき集めて支払いをしたといってました。

 毛糸玉を複数描いた静物画でありまして、とっても好ましいものです。

気になる鑑定額は現在の相場であるようですが、まさか長谷川潾二郎さんの

作品が流通しているとは思いませんでした。

 当方にとって長谷川潾二郎さんは、特別な画家さんでありますので、彼女

が最初に入手した額でありましたら、当方も支出が可能であったよなと、

番組をみながら、家人と話をすることになりました。

 この作品は、2010年の回顧展にあわせて刊行された画文集にも収録さ

れていないもので、もちろん1990年の岩崎美術社からのものにもありま

せんでした。

 なんとなく長谷川潾二郎さんはほとんど作品を販売しない人という印象を

もっておりましたので、数少ない作品が市場にでれば、もっと高い値段が

ついても不思議ではないなと思っていましたが、こういう番組によって長谷川

さんに光があたれば、それもよろしでしょう。

 

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