回顧2022

 12月の新聞夕刊のお楽しみである「回顧」は、いつになったら掲載になるの

かなと思っていましたら、本日に「文芸」部門の「私の3点」がのっていました。

この企画は、もう取りやめとなったのかと思ったけども、そんなことはないか。

 この欄を担当する文芸記者さんによる文章があって、それに短いコメントのつい

た「私の3点」がついているのですが、鴻巣友季子さんが外国文学、町屋良平さん

が日本の小説、吉川トリコさんがノンジャンルということですが、このページに

あがっているもので、当方が読んだものは、「同志少女よ」の一冊だけでありま

した。それも読んだのは昨年ですから、今年は話題になるようなものは、まったく

読んでいないことでありまして、まだ遅くはないぞ、これからでも、ここにあがっ

ている本を読んでみようかな。

 この欄を昔担当していて、現在はフリーとなっている佐久間文子さんが「本の雑

誌」の「現代文学」であげている10冊のリストをながめて、本日の夕刊でとりあ

げられていて重なるものを、その候補にすることにです。

 その一冊とは、綿矢りささんのものでした。

 当方は綿矢りささんは、デビューしたときから名前は知っておりますが、ここ

まで一冊も読んだことがなしでありまして、そろそろ読み時になっているのかな。

そう思って図書館架蔵の「嫌いなら呼ぶなよ」を検索してみましたら、予約がた

くさん入っていまして、これを読むことができるのは桜が咲く頃になりそうであ

ります。

 綿矢さんは人気があるのだなと知ることになりました。