土曜日から本日まで、ずっと雨模様で、本日はすこし青空がのぞいて、いよ
いよお天気回復と思いましたら、また雨が落ちてきてです。本日はごみ収集日
でありまして、それにあわせて花がら摘みを行うことにです。土曜から毎日20L
のゴミ袋ひとつ分くらいの花を落としていましたが、すこしは見られるように
なったろうか。作業を終えて、すこし休憩してからはトレーニングにいって汗を
流すことにです。こちらも三日連続のジムでありました。
外仕事をしている時に、郵便屋さんがバイクで配達に来てくれ、文庫本一冊
をポストに入れてくれました。これは先日に注文してあった佐藤正午さんの
ものでありますね。
当方は佐藤正午さんの新しいファンでありまして、それも小説ではなく
坂本政謙さんが編集したエッセイ集が光文社文庫からでてからであります。
(その頃は、佐藤正午さんの本を岩波から文庫形態で刊行なんて考える
こともできなかったでしょうね。)
佐藤正午さんは同郷の作家野呂邦暢さんのファンであると知ってから、
野呂さんに言及しているエッセイを読むようになったというわけです。
これ以降は、佐藤正午さんのエッセイはチェックしていたのでですが、この
「私の犬まで愛してほしい」というタイトルから、これをエッセイ集とは思わ
なかったのですね。
今月に岩波現代文庫から佐藤正午さん初期エッセイ・コレクションが
刊行されることになり、このタイトルが「かなりいいかげんな略歴」という
ことから、これは光文社文庫には収録されていないぞということで、今回
の確保につながったことになりです。
本日にこの文庫本を手にしてみましたら、巻頭におかれたエッセイが
「かなりいいかげんな略歴」でありました。
このエッセイに続いて、中学、高校、大学の頃の生活ぶりを描いたもの
が続きます。当方は佐藤さんが大学時代に暮らした札幌のことをどのよう
に書いているかが気になることにです。
「大学時代の友人は極端に少なくて、五本の指で勘定しても余るくらい
だから、同じ文学部で親しくつきあったのみ一人二人しかいない。」
と書かれていて、北海道外から進学してきて、数少ない友人が紹介されて
いました。これでは、北海道出身の友人は出来なくとも不思議ではないな
であります。
それじゃ、どういう日々を過ごしていたかといえば、小説を読んで、映画を
見て暮らしていたのですね。このエッセイでは「五日つづけて狸小路の映画
館まで足を運ぶ」とありまして、狸小路で洋画を上映していたというとあそ
こでありましょうかです。
そこまでして見た映画は「ジュリア」なのだそうです。
「ぼくが最初の小説を書き上げる決心をつけた理由の一つに映画『ジュリア』
があるのは確かだからしょうがない。」
なるほどな。

