本日は「みどりの日」

 朝起きて外を見ましたら、お天気がよろし(天気予報通り)でありまして、

本日は「みどりの日」であります。まず朝一番に行ったのは四十半ばになった

息子に誕生日のメッセージを送ることでありました。

 あの頃は5月4日は、連休のはざまでありまして、いまだ祝日ではないので

ありました。産院で生まれたのですが、祝日に生まれますと産院の料金が

割増となったのに、その間隙をぬって平日に生まれるとは親孝行なりと思った

ことであります。

 いつからか5月4日は国民の祝日となって、その後「みどりの日」にコンバート

であります。ちょうどこの時期の当地は、木々も新緑となって、街路樹も薄い緑に

なって美しいのです。

 気温もあがってきますので、いよいよ庭仕事も本格化で、本日の午前は草取り

に始まって、バラの地植えなどで汗を流すことになりです。本日からの3日間は、

午前は庭仕事をすることとなります。

 午後から買い物にでたついでにすこし庭に植える花苗(一年もの)を買うことに

です。それに、昨年まであって、今年は姿を見せないシラネアオイを知人のところへ

と行って、また分けてもらうことにです。ちょうど今ころがシラネアオイの開花時期で

あるのですが、これは来年以降に見せてもらうことで、今年は植え付けだけで

がまんすることにです。

 朝に起きてから新聞の読書欄をチェックですが、本日は斎藤美奈子さんの「旅

する文学」の掲載日で、本日は「山梨編」でありました。

山梨では、太宰の「富嶽百景」を最初にとりあげて、それについで津島佑子さんの

「火の山 山猿記」が話題になります。

「太宰は御坂峠滞在中に見合いをした女性(石原美知子)と翌年結婚した。

『火の山 山猿記』は二人の間に生まれた津島佑子甲府の石原家をモデルに

描いた長編小説だ。」

 気になる作家 津島佑子さんの小説では一番読みやすそうな作品が「火の山」

ではないかと思って、その昔に安価でみつけた「火の山」の文庫本の端本を購入

しました。

 この「火の山」を原案にしてNHKの朝ドラが作られて、これが「純情きらり」であ

りました。この朝ドラ2006年のもので、その後に再放送もあったのですが、そんな

に熱心には見ていないのですが、「ピアノを忘れるな」というようなせりふが耳に

残っています。

 当時は津島佑子さんの小説にはなじんでいなかったので、ずっとあとになった

文庫本の片割れを見つけて買ったことになります。いまだにもう一冊は買えていま

せんので、未読のままでありますが、本日の斎藤真理子さんの紹介を見て、この作

品が津島さんの母方の家族にモデルをとっているとわかりました。なるほどな。