これなら読めるだろう

 このところこれなら読むことができるだろうと思い図書館から借りてきた本を

読めずに苦労していることです。関西旅行にいって遊んで来て、戻ってきたら

友人の訃報でありますので、ちょっと浮き沈みが厳しかったかもしれません。

 ということで、図書館で本の借り換えをした時に、これなら間違いなく読むこ

とができるだろうと思われる本を借りることができました。

新聞か何かでこの本がでたことを見たような記憶があるのですが、図書館に入っ

てくるとは思わなかった。

 名古屋発のものでありまして、お一人は名古屋の老舗書店の店長さんであられた

方で、もうお一人は名古屋の出版社風媒社の編集長さんです。

 名古屋は、関西と関東に挟まれて、なかなか行くことのない街でありまして、

名古屋の本屋などもまったく足を運んだことはありません。今年になって親戚が

名古屋へ転勤し、LCCもとんでいることから、名古屋もありかなとライブおっかけ

の候補地のひとつにしているのですが、そう思っていたら名古屋のちくさ正文館書

店は閉店となってしまって、結局は足を踏み入れることもなしでありました。

(正文館書店は、今も営業はやっているのでして、ちくさ店が閉店ということなの

でしょうね。親戚が引っ越したのは千種区なのにね。)

 ちくさ正文館書店の店長であった古田さんは、1952年生まれということです

から、当方とほぼ同年でありまして、同じような時代の空気を吸ってきたのかなと

思うことです。

 風媒社の劉永昇さんは1963年名古屋のお生まれだそうで、たぶんこの版元の

本は持っているのですが、それは劉編集長より前のものですね。今は書名がでてき

ませんです。

 この本の元は、朝日新聞に連載されたもののようです。こういうのが名古屋版の

紙面で読むことができたのでありましょう。

 版元は「ゆいぽおと」とあります。これも名古屋の小さな出版社で、この本を手に

しますと名古屋へのイメージが変わることであります。

 ここで取り上げられている本には、当方も馴染んだものがたくさんありまして、

それは明日話題にするのかな。