大阪びいき維新は嫌い

 10月に入って、NHKの朝ドラは大阪局で制作する「ブギウギ」となりました。

笠置シズ子がモデルということになっていますが、笠置シズ子に扮して歌うという

中納良恵さんの役どころでありましたが、この番組ではテーマソングを担当で

あります。朝ドラのテーマソングに歌はいらないよと言っているのですが、中納

さんが歌うと話は別でありまして、しかもほとんど歌詞が聞き取れないことも

あって、「ブギウギ」いいではないかです。

 BSで見物をしていますと、この前は「まんぷく」でありまして、やはり大阪局

の制作のものです。大阪びいきの当方は気分を良くしています。

 京都に住んでいる友人は、大阪を舞台にする時には、大阪言葉をちゃんと話せる

役者を使ってくれと注文をつけています。なかなか難しいことです。その昔は大阪

発のドラマがたくさんあったので、大阪の役者さんだけで番組ができたのですがね。

 今回の「ブギウギ」では、子役さんたちはみな大阪ネイティブであるようで、

2週間は安心して見ることができるようです。

 それはさて、昨日のブックオフでは、次の文庫本を購入することにです。

 はじめにで、「大阪で始まって日本中いや世界中に広がったというものが、

結構多い。」と書かれています。大阪で始まったのに、世界展開するにあたって、

本拠地を東京に移してしまったりしたことで、大阪発ということが薄れてしまった

かもしれません。

 大阪に本拠があったり、記念館があったりすると印象に残るのでしょう。

 ということで、この本には「世界初の即席麺」という項目があって、これは

もちろん「チキンラーメン」のことでありまして、これをドラマ化したのが、

10月から再放送となった「まんぷく」でありました。

 「チキンラーメン」の発売は1958年とのことですが、この袋麺が我が家で

食卓に上がったのは1964年くらいでありまして、当時下宿生活をしていた

兄が週末に実家に戻ってきて、また下宿に帰るときに、母が丼にチキンラーメン

を入れて兄に食べさせたのを、他の兄弟は指を加えてみておりました。

 たぶん、当時のチキンラーメンは値段が高かったのだと思います。(調べては

いませんが。)