勝ち越しを祝して

 昨日まで大相撲の本場所であります。入門以来応援をしているひいきの力士は、

三場所ぶりに勝ち越しであります。このところ、幕内上位で取り組みをしている

のですが、さすがにこのあたりは厳しくて、ここらあたりが大きな壁であるかと

思っておりましたが、なんとか勝ち越しをすることができて、来場所はすこし

番付を上げるでしょうが、怪我をすることもなしで、本場所を勝ち越しで終えて、

これはお祝いをしなくてはと、残っていたビール「サッポロクラシック」を開け、

家人と乾杯をすることにです。ちなみにあては我が家のぎょうざでありまして、

ぎょうざにビールは久しぶりのことです。

 勝ち越しに気分を良くして、買い物にいった時に、覗いたモールの書店でこれ

また久しぶりで、文芸誌を購入することにです。

 先日に足を運んだ図書館で、ちょっと中をチェックしたのですが、これを借りて

コピーするというのは、いかがなものかと思い、えいやっと買うことにしたわけ

です。

 買ったのは、これでありますよ。

 買ったわけは、もちろん絲山秋子デビュー20周年という小特集があるからです。

絲山さんデビュー20年で、当方が読むようになったのは2019年からでありまして、

それも「絲的ココロエ」という本を読んだことによってです。

vzf12576.hatenablog.comから そういう意味では、絲山秋子さんには双極性の当事者としての関心から読み

始めて徐々に小説を読むようになってきたことになります。ここのところは、

新しい小説がでますと購入しているようです。

 どうやら、今回の特集は11月に刊行となる連作作品集「神と黒蟹県」の宣伝を

兼ねてのことのようですが、どうであれ特集が組まれるのはめでたいことです。

 この特集では、絲山さんへのインタビューがあるほか、辻原登さんとの対談も

あって、これが楽しみであります。

新刊がでたらほぼ購入というのは絲山さんを除くと、辻原さん、そして松家仁之

さんくらいでありまして、そのうちのお二人がどのような話をするのかに興味

津々でありまして、ここには絲山さんの近影もありまして、1966年生まれとある

のを見て、この年は日本のロック界では豊作年でありますが、小説家のほうは

どうでありましょう。

 まあ絲山さんがいるだけでもよろしいかな。