Xよりもインスタかな

 「本の雑誌」10月号が届きまして、その特集をねたに記していたのであり

ますが、ジャンクパソコンの暴走で500文字くらいまでいっていたのが、

一瞬で消えてしまいました。やっぱりジャンクパソコンを使うのはリスキーで

ありますね。

 ちなみに今回の特集は「この人の本の紹介が好き」というものですが、本の

紹介者といえば、当方などは書評家のことが思い浮かぶのですが、もちろん、

そんな話ではなくて、SNSなどで本の紹介をする人のことです。若い人が本を

選ぶ時に参考にするのは、書評などではなくて、このようなSNSなのでしょう。

 当方も一応、旧ツイッターと連携をさせているのですが、そんな半端なもの

ではなくて、you tube  insta  tiktok をメインに活動している人の話です。

 これで参考になったのは、インスタをメインにしている方の文章でありまし

て、そこには次のようにありました。

「インスタの世界には『読書アカウント(読書垢)』とよばれる独自のコミュ

ニティがあったことで、そこにはたくさんの読書好きが様々な形で繋がってい

た。・・・

 どうして写真投稿がメインのはずのInstagramにこのような読書アカウントが

生れたのだろうと考えたとき、いくつかの理由が思い浮かぶ、ひとつは意外に

長文が書けるということ。二千二百文字という文字数制限はあるものの、

X(旧Twitter)の140文字に比べてはるかにたくさんのことが書けた」

 旧Twitterと連携してのストレスは文字数制限が厳しいことと、オーナーが

好き放題して社会的インフラであるという感覚がないことですが、当方が

ずっとお世話になってはてなさんも、このような新しいツールの登場する

たびに足元を脅かされているのでありましょう。

本の雑誌484号2023年10月号