立ち見、立ち読み

 本日は久しぶりに古いMacBookProを使っての更新となること

です。このノートは2009年のものですから、すでに10年が

経過であります。さすがに動きがよろしくなくて、きびしいこと

ですが、これの更新くらいはなんとかできます。

 本日の日中に気温があがったところで、歩いて十分弱のところに

あるコンビニ書店へと足を運ぶことになりです。この書店は一番近

くにある本屋でありますが、どうも相性があわなくて、ほとんど本

を買うことがないのですが、簡単な文庫くらいはいっていないかと

チェックにいきましたです。

 あれば手にしてみたいなと思っていたのは、次のものでありました。

ユリイカ 2020年1月号 特集=和田誠 ―1936-2019―

ユリイカ 2020年1月号 特集=和田誠 ―1936-2019―

 

  案の定でありまして、これはなしでありました。これが入荷する

ところの心当たりがあるので、これはそちらでチェックすることに。

 先日にすこし触れたレムの「完全なる真空」は、入荷していて、

これは手にする殊ができました。文庫サイズになって、元版よりも

読みやすそうな感じでありますが、本日は買うのをぐっとがまんで

あります。

 思いがけずに入荷していたのは、辻原登さんの新作。

卍どもえ (単行本)

卍どもえ (単行本)

 

  これは手にとってなかをぱらぱらですが、エロティックな内容の

もので立ち見には向きませんですね。前作の「不意撃ち」は図書館に

はいったものを借りたのですが、この本は図書館に入るでしょうか。

辻原さんといえば、当方のなかでは毎日新聞書評委員であったのです

が、昨年の「今年の三点」には辻原さんの名前がなかったので、最近

はどこで書評を掲載しているのでしょう。それとも小説に専念してい

るのかな。

 書評といえば、本日の新聞広告に次のものがのっていました。

いつだって読むのは目の前の一冊なのだ

いつだって読むのは目の前の一冊なのだ

  • 作者:池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2019/12/20
  • メディア: 単行本
 

  作品社からの新刊でありますが、広告には「読書人必読の書評

集成! 2003年〜19年、辣腕書評家が選び抜いた逸品、全444冊」

とありました。

 当方が最初に池澤さんの本を購入したのは、たしか「読書癖」で

あったはずです。これに収録された読書エッセーは北海道新聞

掲載されたものでありました。それから書評で大家となるのですが、

それからほぼ30年でありますか。

読書癖〈1〉

読書癖〈1〉