借りるのは簡単で読むのは大変でありまして、ここのところ読むスピードが
落ちてしまっていることもあって、図書館本も期限までにほとんど読むことが
できなかったりです。
ちょっとのぞいてみると面白いのですが、それが続かないのですね。すぐに
ウトウトとしてしまってです。
本日はやっとこさで、借りている本の「はじめに」のところを読んでみたので
すが、学者さんが「ビックリマンチョコ」を論じると、このようになるのかです。
なるほどな勉強になることでということで、その部分を引用です。
「子どもたちが遊んでいる現場に居合わせて、直接に見聞きしたフィールド研究は
我が国では残念ながらほとんどないのです。小学校教師であった荒金(1974)
は、子どもの遊びのフィールド研究を志し、子ども仲間になって、子どもの視点か
ら遊びを研究していますが、残念なことに記述の仕方がエッセー的な表現に留まっ
ています。私たちが知ることができる彼の研究は、新聞連載のエッセーの形でしか
残っていません。たとえば『メンコ遊び』についても興味深いエピソードは紹介さ
れていますが、情報は断片的なものでしかありません。」
研究論文とエッセーは違うということですね。大学では卒業論文なるものを書か
されるのでありますが、当方のものはどう考えても「論文」とはならずで、出来の
悪いエッセーしかなりませんでした。
そういうことがあることもあって、このくだりは刺さることになったのですが、
もうすこし先を読んでみることにいたしましょう。