週末のために

 本日は図書館へといって、週末読書用の本を借りてきました。この週末は

当方のところのバラが見頃を迎えていることもあって、我が家のバラまつりを

やりますので、どうぞいらしてくださいなんて、あちこちに声をかけておりまし

て、本当に花を見に来る方がいらしたら、本を読むどころではないのでありま

すけども。

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 ということで借りた本は、ごくごく軽いものばかりでありますが、本日に戻って

からまず手にしたものは、次の二冊でありました。

ヤンキーと地元 (単行本)

ヤンキーと地元 (単行本)

 

  若手の社会学者による調査ものであります。その昔であれば、こんなの

は研究者の書くものではないと言われたでしょう。こういうフィールド調査も

のが評価されるようになったのは、最近でありましょう。

 これは沖縄でヤンキーたちの生き方を調査にしたものでありまして、同じ

趣旨の研究としては上間陽子さんの「裸足で逃げる」がありますし、打越さん

上間さんともに、沖縄では岸政彦が共同研究者となっているようです。

 まったくニッチな研究でありまして、旧帝大系の社会学教室ではなかなか

こういうのは認められないでしょうね。といいながらも、朴沙羅さんのように

京都大学にもこういうスタイルの研究者がいたかなと思いました。 

家(チベ)の歴史を書く (単行本)

家(チベ)の歴史を書く (単行本)

 

 

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

 

  本日に手にしていた、もう一冊はまた明日にいたしましょう。