ギフト・ウィークエンド

 12月のクリスマス直前の週末は、ここのところ粉ものギフトを作ることをやって

おりまして、ギフト・ウィークエンドの趣です。

 昨日に引き続きでパンを作って、パイ生地の仕込みをして、りんごの皮むきをし

てフィリングを作ることになりです。サッカーW杯の決勝戦を見物しようと思って

いることもあり、夜は長いので、まだまだこれから作業は続きます。

 これまた本を読めていないわということの言い訳でありますね。図書館から借り

ているものの一部は読んで返却しなくてはいけないので、読めそうなものはつまみ

読みしていますが、なんとか温又柔さんの「永遠年軽」くらいは読んでしまわなく

てはです。

 短編小説が三篇はいっていて、そのうち表題作は読んで、残りの小さな作品を

やっつけてしまうことにです。

 温又柔さんは、これに続いて新潮社からも新刊がありまして、それも図書館か

ら借りていまして、年内にはこれも読んでしまわなくてはです。

祝宴

祝宴

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  温又柔さんの最近の仕事で見逃せないのは、次のものであるようです。

 当方は、まだ手にしていないのですが、温さんは、この本の編者ということで

す。この時代に、李さんのセレクションなどがでるのは、再評価につながって

いくのかなと思っておりましたら、昨日に手にした毎日新聞読書欄の書評委員の

今年の三冊で、堀江敏幸さんが、これをあげていました。

 堀江さんのコメントを引用です。

「1992年、三十七歳で世を去った作家の、没後三十年企画。韓国と日本、日

本語と『母語』のはざまといった表現に収まりきらない魂の跡と、自身の文学の

源にも触れる編者の解説が響きあう。」

 これを読むと、温さんの解説を見てみたいことであります。