今年の大相撲秋場所は、なんとか無事に千秋楽を迎えることができまし
た。十両を目指すひいきの力士は、なんとか良い成績で終わることができ、
あとは番付編成を待つだけとなりです。
それにしても、当方のところは応援はするものの、試合を見るのが怖く
て、この場所の七番勝負のうち生放送で見たのは一つもなく、ひいきの
当方でさえこうなのですから、親族などはどんなにはらはらとしながら見て
いたことだろうと思うことで。
本日に勝利して優勝となった力士の地元ではパブリックビューイングで
たくさんのひとが声援を送っていましたが、あれで結果が悪かったら大変
でありました。
明日からは、すこし気持ちに余裕をもって過ごすことができそうでありま
して、本のページも進むでありましょう。
図書館から借りて読んでいる温又柔さんの「魯肉飯のさえずり」はなんと
か半分をこえて、残りが少なくなりました。
温さんはデビュー10年をこえて、この作品はこれまでのものよりも、違った
視点が加わるようになって、奥行きというか深みがでてきたように思います。
これが温さんと同世代でなくて、当方のような親の世代にもアピールするこ
とになっているのでしょう。あとすこし残っていますが、これはおすすめで
きる作品になっています。