残りはわずかになったが

 一泊二日の鉄旅より、無事に帰還することができました。この2日でどの

くらいの距離を乗車したのかなと思うのですが、あとで計算をしてみること

にしましょう。北海道の鉄道路線は、どんどんと路線廃止されそうなので、

今のうちに乗っておかなくてはです。今回の乗車で、道内に限っていえば、

未乗車区間は二路線だけになったのですが、なかなか厄介なところが残って

います。

 それにしても、今から半世紀ほど前の北海道はそれこそ網の目のように鉄道

が通っていて、その時代の全線踏破は、さぞかし大変でありましたでしょう。

 現在残っている路線で、地方線に指定されている沿線の町は、どこも鉄路を

守るために必死でありまして、本日に乗車していたときにも、早朝であるにも

関わらず列車の出迎えイベントをホームでやってくれていました。

 その昔でありましたら、林業が盛んで貨物の積み出しも多かったのですが、

林業は不振で、それにあわせて人口も減少ということになり、利用者の減少と

いう事態を招くことになりです。

 イベントは遠軽駅のホームでのことです。遠軽駅で降りて、瞰望岩を見物に行こ

うかなとも思っていたのですが、出迎えに圧倒されて、ひるんでしまいました。