あと一路線であるか

 昨晩は、旅先のホテルで更新をしたのですが、めったにないこと夕食の時に

グラスワインをいただいたこともあって、スマホ片手に更新しているときに、

何度も寝入ってしまいました。あとすこし話題があったのですが、それはまた

いつかのこととなるでしょう。

 本日は旅先の古本屋を訪ねてみることにです。この街は路面電車が走って

いて、それを使うと旧市街はだいたいカバーできるようになっています。ほんと

この街並みに路面電車は似合うことです。

 本日の古本屋では、うんと安い文庫本を二冊だけ購入することになりです。

なんといっても本を増やすのは、自分の首をしめるようなところがありますの

で、安価であったとしても特に単行本は、そう簡単には買うことは出来ないこ

とです。

 本日は函館を14時21分に発車する長万部行に乗車です。これは一日に一本

しかない大沼駅から鹿部、渡島沼尻をまわって森に抜け、長万部へと向かう貴重

路線です。なるほど、これまでの鈍行よりも乗客が多いことです。

 当方が学生であった1970年代というのは、北海道内の国鉄路線はそれこそ

網の目のように走っていまして、多くの旅行者が北海道周遊券を持って旅行をし

ていました。 

 その当時の当方は、まったく旅行に興味がなくて、ほとんどどこにも行ったこ

とがありませんでした。

 60歳近くなってから、フルムーンパスを使って旅行をし、そのあとに遅れば

せで青春18きっぷを使って鉄道旅行をするようになったのですが、それは北海

道内に関しては、廃線となる前に乗っておこうものにかわりました。

 そうであっても、災害で鉄路が流されて、それが補修されずにバス代行となっ

たまま、つながらなくなった鉄道もあることです。ほんとに北海道の鉄道会社は

瀕死の状態でありまして、破綻しましたらほとんど路線は残ることができそうも

ありません。

 そうなる前に、とにかく現在の北海道の鉄道会社路線は、全ルート走破しよう

と、毎年未踏路線をつぶしているのでした。

行けそうで、なかなか行けないというのが、今回の大沼から森への鹿部経由ルー

トでありまして、今回クリアしたので、残すところはあと一路線になりました。

青春18きっぷは残り一回分ありますので、この利用期間中に乗車するのも

夢ではないです。

 それにしても函館の街が路面電車を保存して、いま賑わっているように、北

海道も鉄路を残してよかったなとはならないのかな。