この休み期間に作業を行うために確保した中古パソコンが昨日に届いて、
昨日は電源をいれて起動することを確認し、これに使用されているSSDの容量
が小さいので、それを大きなものに変えるべく作業にかかったのですが、どう
いうわけかうまくいかずで、結局作業を中断して、本日に持ち越しです。
本日も午前にはうまくいかなくて、気分転換に散歩にでかけることにしまし
た。夕食後に作業を再開したのですが、ちょっとやり方を変えましたら、これ
までが嘘のようにすんなりと終わりました。どうやら昨日まで作業に使用して
いたUSB接続のケーブルが、だめであったようです。このケーブルはずいぶんと
昔に購入してHDDなどをパソコンに接続するのに重宝したのですが、今ころ、
IDE接続可能なケーブルなど使う人いないよね。
ということで、SSD128G+HDD500GからSSD500G+1Tのセットに
変更することができて、とりあえずこのあとは、これに既存のデータを移行す
ることになりますが、これは次の週末にかけての作業となるのかな。
これに並行して「コード・ガールズ」を読むことになりですが、なんとか本日
はすこしまとまったページをクリアすることができました。(このあとさらに
読むことにします。)
こうしたUSAの暗号傍受から解読という作業は、当然のこと日本でも行われて
いたのでしょうが、どのような人たちがどのようにしていたのか、気になること
でありますね。
このようなことを思いながら、黒川創さんの「鶴見俊輔伝」をのぞくことにで
す。そこには、次のようにあります。
「着任先は、ジャカルタ在勤海軍武官府。・・任務とされたのは、たとえば、連合
国側の短波放送を聴いて、戦果および被害の発表、食糧事情、将兵の士気の状況、
それらを素材に毎日の『新聞』を作ること。日本の大本営の情報源に頼ると、自軍
の盛夏を無理に誇張することに偏っていて、現実にもとづく作戦の立案の役に立た
ないからだ。
夜間にラジオで聴取したメモを作り、すこし眠ってから出勤し、その日の『新聞』
の原稿を書く。タイピストの女性二人が、これを和文タイプで打っていく。」
鶴見俊輔さんは、結核の後遺症で徴兵検査では第二乙種合格。すぐに招集とは
ならなかったので、このジャカルタ行きは軍属として志願したものだそうです。
得意の外国語を生かしての、情報収集が仕事ですが、ここのタイピスト女性二人と
あるのですが、この女性とは、日本から行っている人なのか、それともインドネシア
の人なのかですが、和文タイプとあるのですから、やはり軍属として働いている
日本女性がいたと考えるのが妥当なのでしょうね。