京都 三月書房も閉店か

 外出から夜に戻ってブログを巡回しておりましたら林哲夫さんの「SUMUS

に京都三月書房が閉店に向かうとありました。新聞記事を受けてのことのよ

うですが、そうでありますか、京都の名物書店が姿を消すことになりますか。

当方は、観光で遊びに行った時、年に一度か二度訪れるだけでありますが、

学生の頃から足を運んだ老舗でありますので、1970年ころに当方が足を

運んだ新刊書店は、ほとんど姿を消すことになるのではないかな。

 あれだけ外国観光客が多くなったら、書店などは成立しなくなりますね。

四条通りにあるジュンク堂も閉店にむかうとのことですし、河原町から寺町に

かけて新刊本屋はどこがあるのでしょう。

sumus2013.exblog.jp 本日の外出のおり、お供してブックオフへと足を運ぶことになりです。

新刊本屋の閉店という話題につなげてブックオフというのは、いかにも

まずい展開でありますが、ブックオフにいっていたときには、三月書房のこと

は知らずでありました。

 本日は安価な中公新書を二冊購入でありますが、このどちらもが同じ

方のものでありました。

ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み (中公新書)

ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み (中公新書)

 

  本田さんは、北海道新聞の記者さんであります。「生活保護」のほうは刊行

当時に話題になって、その時に釧路にはこういう人がいるのかと思ったのです

が、そのときは名前が頭にはいってきませんでした。

 昨年に「やくざとさかな」を読んでから、その関連で「密漁の海で」を読みまし

た時に、その本の著者が本田良一さんとわかったのです。

 先日に図書館で手にした「漁業と国境」という本でも、まえがきのところで、

本田さんの「密漁の海」に刺激を受けたと書かれていました。 

〈新訂増補版〉密漁の海で

〈新訂増補版〉密漁の海で

  • 作者:本田良一
  • 出版社/メーカー: 凱風社
  • 発売日: 2011/03/20
  • メディア: 単行本
 
漁業と国境

漁業と国境

 

  北海道にとって漁業は基幹産業でありまして、魚がどのくらいとれるかと

か、漁業資源の問題は、食糧基地をうたう北海道にとって大問題であります。

近年のいか、サンマや秋サケの不漁は、漁業基地といわれる街に大打撃を

与えて います。

 そういえば、昭和のはじめころには、ニシンの大漁、魚粕にするイワシの収

穫で浜はわいたのでありますね。

 今の流れはサンマやいかも幻としてしまうのでしょうか。

 そんなことを思っていましたら、本日のブックオフで「イワシはどこに消えた

のか」を見つけることができたという次第であります。

 本田さんの本は「ある種の魚が減るにつれ、別の魚が増えていく現象は

『魚種交代』として昔から経験的に知られていた。」とありますが、イワシ

消え、サンマが消えたら、次に増える魚種なんてあるのかです。