先日に小野正嗣さんが、文芸時評でガルシア・マルケスがヴァージニア・
ウルフの「ダロウェイ夫人」を読んで文学の勉強をするというエピソードが
マルケスの「生きて、語り伝える」にでてくると紹介されていたので、その本を
図書館から借りることになりです。
- 作者: ガブリエル・ガルシア=マルケス,旦敬介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/10/31
- メディア: 単行本
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この本は、本文だけで666ページあって、これはどこまで読むことができる
と思うことですが、まずは「ダロウェイ夫人」がでてくるところを探してみることに
しました。
ということで、ぱらぱらとページをめくって、ウルフという名前を探すのであり
ますが、これが見つからずです。修行時代の話であるようなので、真ん中くらい
までに登場してもよろしですが、どうしたのかな。まさかおしまいのほうにでてく
るのではないでしょう。
それとも、小野さんの文章を読み違えているかな。まずはこちらから読み直し
をしてみることにしよう。まだまだ調べは続くのであります。
ちなみにこのマルケスの本の扉には、次のようにあるのでした。
「 人の生涯とは、人が何を生きたかよりも、
何を記憶しているか、
どのように記憶して語るかである。 」