半日庭仕事で

 朝の食事を終えたら、庭にでて作業に入りました。挿し木で育てたバラを

植えるためのスペースを確保して、そのあとバラ苗の植え付けを行いました。

 17年に挿し木したものから、今年に挿してやっと根がでたものまで、全部で

6本となります。来年の開花時にむけての準備となりますが、その前に無事に

冬越ししなくては。

 9月15日ということで、本日は当方にとって敬老の日であります。成人の日

とか敬老の日というのは、それぞれの月の15日がおさまりよろしです。

その昔であれば65歳になったら老人の仲間いりでありましたが、この時代に

それでは老人ばかりになってしまいます。当方の場合は95歳となる母が健在

でありますので、敬老といえば、まずは母の相手であります。

 まあこれは本を読むことができていないことの言い訳でありますね。

 このあと週末に読もうと思って図書館から借りている本に手を伸ばすことに

なるのですが、それは次のものであります。

市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々

市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々

 

  「ドライブイン探訪」の著者による那覇市の市場ルポであります。

 このところ岸政彦さんやそのお仲間による沖縄フィールドワークの本を手に

することが多いのでありますが、この本は研究ものではないものの、沖縄の

市場に店を連ねている人への聞き書きルポとなりです。

 このような手法というのは、あちこちの町に古くからあるマーケット(このよう

に表記しますと、戦後の混乱期に駅前広場などにできた市場を思いおこしま

す。)への聞き取りなどにも使える手法でありますね。

 当方の住むまちにも戦後にできた駅前マーケットがありましたが、それは

1970年代の再開発にあって姿を消し、大手流通グループをキーテナントと

する再開発ビルに生まれ変わりましたが、その流通グループは破綻して、

再開発ビルは閉鎖を余儀なくされました。大手を頼りとした再開発はあちこち

で行き詰まったようで、その流れにのらなかったマーケットが、こうして生き残る

ことになったということでしょうか。