本日はTVアンテナの工事に来てくれるということで、朝から待つこととなり
ました。朝一番で来てくれるとのことでしたので、これは9時くらいなのかな
と思っていましたが、結局はいろいろな都合があったようで、午後からの工事
となりました。
雪の積もった屋根にあがってくれて、TVアンテナの支柱にとりつけてある
増幅器を取り替え、無事に作業が完了です。この時期に雪の積もっている屋根
にあがるのは、前期高齢者に該当する当方のやることではないですよね。もし
屋根で転んだりしたら、ほんと高いものについてしまいます。
工事を待つ間は、図書館から借りてきた本を読んでいることになりです。
平成時代のことをすこし振り返ってみるかと思って與那覇潤さんの「平成史」
であります。与那覇さんは、当方の子どもと同年でありまして、子ども世代は
平成をどのように捉えているかということでもあります。
当然のことながら、与那覇さんの世代に、当方たちはあまり評価されないの
でありますね。この本は、「失われた30年」なんてことからは始まらないの
でありますが、平成という年号は「崩壊というはじまり」と記していますので、
それからどのように回復していったのか、それともしていないのかです。
与那覇さんは、あちこちに目配りをしてコンパクトにまとめてくれています。
このようにしてくださらなくては、当方は見ることもなく済ませでいたでしょ
うね。
エヴァンゲリオンとか、小林よしのりさんの著作などは、まったく関心を持つ
ことはありませんでしたから。当時の多くの若い人にとっては、むしろこちら
のほうがリアルであったのでありましょう。
この本は、まずは一度さーっと読んでしまってから、また頭から読み直して
みるつもりですが、さてもうすこし先を読んでみることにしますわ。