本日の午前に関西からの客人は戻っていきました。これをもちまして涼しい
夏の家は閉鎖であります。玄関に掲げてあった「夏の家」の看板をおろすことに
なりです。(もちろん、これはじょうだんです。)
空港に送って戻ってから、ちょっと時間つぶしをする必要があって、ブックオフ
に立ち寄ることになりました。そういえば、お盆時期はブックオフはセールを実施
ではなかったろうかと思ったのですが、それはなくてちょっと残念。
ワンコインでの選書でありますが、本日は東京大学関係の二冊を購入です。
その一冊目は、安藤忠雄のものでした。
安藤の本は以前にブックオフで「建築家 安藤忠雄」という本を購入したこと
がありました。これは知人の設計士さんにもまわして読んでもらったのですが、
なんといっても安藤は正統的な建築家とは違いますからね。
ひどく不思議な建物をつくる人でありまして、安藤が設計した美術館のことを
とんでもないものという人もいましたですね。
今回の本は、1998年に東京大学大学院での5回の講義をまとめたものとの
ことですが、それよりもこの本で目を引いたのは、表紙をめくったところにある
安藤のサインらしい落書き(?)のようなもの。
安藤忠雄のサインというのが、どのようなものか知りませんが、安藤サインで
検索をしてみましたら、「建築を語る」のサイン本がオークションページにありま
して、それを見ますと、ほぼこれと同じ雰囲気でありました。ちなみに上に描かれ
ているのは、「光の協会」であるようです。
まったくミーハーなことでありまして、この値段でなければ、しかもサイン入りで
なくては買わなかったでありましょう。ほとんど読むことも考えずに買うのですが、
わからないところを飛ばしてもいいのか。
東大関連のもう一冊は、蓮實重彦さんの「伯爵夫人」、刊行当時にずいぶんと
話題になった蓮實さんの小説ですが、ちょっと気になりながら3年が経過です。
図書館から借りて読むという種類の本でもありませんので、やはり買って読む本
でありますか。(本日に確保したのは、元版となります。)