先日に行きつけの本屋へといった時に、新書本を一冊購入しておりました。
絵はがきというのは、旅行にいったりした時に、買い求めた名所などの絵はがき
でありますね。最近はほとんど買ったりすることはあまりないのですが、以前は
せっせとはがきを書いていたこともありまして、旅先からの便りには絵はがきを
使うことが多かったのです。今も、お菓子の箱かなにかに絵はがきが保存されている
と思います。
この本の絵はがきというのは、世界的なコレクターが集めた膨大なコレクション
から厳選したものを掲載し、その絵はがきをもって、大日本帝国の盛衰を一望する
と本の帯にあります。
絵はがきの世界的なコレクターと目にするだけで、興味が湧いてくることです。
このコレクションを築いたラップナウ夫妻という方がどのようなわけで、こうした収
集をするようになったかは、巻末におかれた補章に書かれていまして、まずはこれ
から読んでみることにします。
この興味深い本の著者二松啓紀さんは、同じ平凡社新書で「満蒙開拓団」につい
ての著作があります。この前著を発表した時は、新聞記者でありましたが、2016
年からは大学の客員研究員とあります。