隣町の本屋へ

 本日は用事がありまして、隣町へといくことになりました。せっかくの機会であり
ますので、隣町の本屋をのぞいてきたのでありますが、当方が見つけることはできない
かと思っていたものは、いずれも在庫していないようで、ほぼ空振りとなりました。
 なかなか苦戦は続くことであります。文庫、新書にもほしいものがなく、うろおぼ
えにしている本は、タイトルがはっきりせずでありまして、うーむここはアウェーで
あるな。
 文庫棚を見て一番ほしいと思ったのは、「ちくま文庫・学芸文庫」「河出文庫」の
解説目録でありまして、どちらも2016年版とあります。大きな書店でありましたら、
どうぞ自由にお取り下さいという感じで積んであるのでしょうが、ここの本屋は、
書棚に普通の文庫と同じように二冊ほどがささっていまして、これだけをかばんにで
もいれたものなら、なんやら万引きでもしているように見えることでありまして、
これはなにか買わなくてはでありますが、積極的にほしいものがなく、大苦戦。
 結局はいまだ購入していなかった次の岩波新書とあわせて文庫解説目録をレジに
もっていき、入手をはたしました。

 ちょっと気になる多和田葉子さんの「自分観察日記」とあります。さっそくなかを
ぱらぱら、当方の誕生日の記載は「読売文学賞授賞式」とあって、そのなかに「韓国
から来て日本映画を撮るヤン・ヨンヒさん」とありました。これは「かぞくのくに」
読売文学賞をもらった時のことですが、もちろんヤン・ヨンヒさんは、韓国から
来た映画監督ではありませんですね。