ここ十日ばかりで購入した本についてであります。この十日で本屋に足を運んだのは
わずかに二回ほどでして、これはいかにも少ないことです。結局のところ本屋で手にし
て、なかをぱらぱらとみて、これなら読めそうと購入した新刊本は、次の一冊のみと
なります。
ウッツ男爵: ある蒐集家の物語 (白水uブックス―海外小説永遠の本棚)
- 作者: ブルースチャトウィン,Bruce Chatwin,池内紀
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2014/09/04
- メディア: 単行本
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「蒐集という奇妙な情熱 マイセン磁器の蒐集にすべてを捧げた男が人生の最後に残し
たミステリーとは?」
翻訳は池内紀さんで、文章のリズムがよろしです。早く読みたいなと思いながら、
なかなか読む順番がまわってこないことで。
ネットの古本としてほとんどただ同然(送料代に本の代金も含まれているのか)で
入手したものもありです。
- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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を定期購読していて、これを読み終えると捨てていたので、それを拾ってきては読んだ
のものに、「狐狸庵閑話」や「百鬼園随筆」がありました。「百鬼園随筆」は講談社から
でた全集や旺文社文庫を買いそろえましたので、いまでもすぐに読めるようになってい
ますが、「狐狸庵」のほうは、大笑いして同級生などに面白いからとすすめたわりには、
手元に本は残っていなくて、「堅井雲子」さんとのやりとりを、また読んでみたいと
思っておりました。これがなかなか行きつけのブックオフではみつからず、結果として
ネットで購入することになったものです。
次もネット古書店で購入したものです。
- 作者: 深沢七郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1987/11/10
- メディア: 文庫
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があることすら知りませんでした。この文庫本の解説を書いている尾辻克彦さんは、
「私はこの標題の本が、北海道放浪から帰ってからその話を書いたエッセイ集だと思っ
ていた。私はそれを読んで感動したのである。」と記しています。もちろん、この放浪
から戻って深沢さんが書いたエッセイは、この「言わなければよかったのに日記」には
収録されていません。
この「北海道放浪エッセイ」は、本当にあるのか、あるとすればどこかに収録されて
読むことができるのかですが、このエッセイのことをすこし検索でもしてみることに
いたしましょうぞ。