先日、話題にした中公文庫の新刊「本のなかの旅」を求めるために、本日は本屋へと
足を運びました。中公文庫がコンスタントに入手できる本屋までは、自宅から車で20分
ほどでありますから、なかなか簡単にはいくことができません。
この本屋では、目指す文庫本を確保入手することができたのですが、それに加えて
ちくま文庫の一冊も購入です。一昨日に、「最近どうもちくま文庫でこれ買わなくては
というものが減っています。」と記したばかりでありますが、これは当方の目配りが
足りなかったかもしれないと、すこし反省。
とはいっても、これは加藤周一さんの「夕陽妄語」のことではありません。
- 作者: 加藤周一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/02/09
- メディア: 文庫
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した。
- 作者: 木村聡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/02/09
- メディア: 文庫
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ませんでした。手にしてもいなかったかもしれません。気にはなっていたのですが。
- 作者: 木村聡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 文庫
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たら、当方の住む町の風景の写真を見出したからですね。
その昔には、当方の住む町にも遊郭があって、それが戦後には赤線となり、それが廃止
となってからは、徐々にちょっとかわった普通の町になってきました。
当方がこの町に住み着くようになってからは、この一帯は、すこし古いつくりの間貸
しやが何軒か残っていました。仕事場の先輩には格安ということで、かっての遊郭の建
物の部屋を借りている方がいました。飲み屋街に近く、それなりに便利であったのです
ね。
「消えた赤線放浪記」の元版は2005年ミリオン出版からでたものとあります。文庫化
するにあたって、再訪しての記録が増補されています。これも含めてうれしい一冊であ
りました。
これなども「本のなかの旅」というにふさわしい一冊でありますね。