今回の大阪では中之島へと足を運ぶことになりました。中之島といえば、
当方にとって東洋陶磁美術館とフェスティバルホールでありますね。(公会堂
と図書館もありますが、それはこれまでのところ縁がなしです。)
そもそもこの時期に関西へとでかけたのは、フェスティバルホールで開催の
ライブチケットが確保できたからでありました。このミュージシャンにとって大阪
のフェスティバルホールはお気に入りの場所で、建て替えとなりましても、それは
変わらないようであります。一度フェスティバルホールでのライブに足を運びたい
ものと思っていたのですが、今回めでたく実現したことになります。

山下達郎さんはホールでしかコンサートを行いませんので、チケット確保は
大変でありますが、音楽のクオリティは高くて、音もよろしでありますので、金を
払ってでも見る価値はあることです。
東洋陶磁美術館は、過去に一度足を運んでいるのですが、今年は長い休館を
経てリニューアルオープン記念のコレクション展示であります。今年は3月に関西
へといったのですが、そのときにこの展示の広告を目にしておりまして、これは
絶対見ておきましょうと思っておりました。

東洋陶磁美術館は、安宅コレクションと李コレクションを中心に世界でも有数
の内容でありまして、今回の展示には国宝や重要文化財が展示されていました。
このコレクションを大阪の過去の栄光に終わらせてはいけませんですよね。
今回に展示されていたものは、フラッシュを使わなければ写真撮影が可能と
いうことで、展示の名品をパチリです。

朝鮮陶器随一の名品とあるのですが、浅川伯教旧蔵品が安宅英一さんの
入手するところになり、安宅コレクションではなく、安宅英一さんが寄贈したも
のとありますので、最後まで手元においてあったのでしょうか。
この展示の解説には浅川巧、浅川伯教の名前がでてきて、この名前には見覚
えがありましたです。
これはちくま学芸文庫のおかげでありますね。
この本の解説には、次のようにあります。
「柳は日本統治下の朝鮮にあって、民族の生み出した独自の芸術と文化を愛し、
朝鮮工芸の真価を世に知らしめ、民族固有の文化の保護に尽くした人物として
知られるが、そうした功績も、巧とその兄である伯教がいなければ、その活動の
半分も成しえなかったといえよう。ことに、巧がその生涯を通して示し続けた朝鮮
の人々や器物への深い情愛が柳の心に灯火をともし、芸術や文化を通して朝鮮
の友であろうと決意させたといっても過言ではない。」
安宅コレクションに浅川兄弟の知見が流れこんでいるということで、勉強になり
ましたです。
