「本の雑誌」6月号が届きました。今月の特集は「研究者の本が面白い!」
であります。研究者が書いた本というのは、自分で買うことはないのですが、
図書館に入っていて、テーマに興味を覚えたら借りてきたりします。
今読んでいます「杉浦康平と写植の時代」も研究者の本でありますし、
鈴木聖子さんの「掬われる声、語られる芸」もそうでありますね。鈴木さんの
本は今年に芸術選奨文部科学大臣賞を受けたのでした。こちらの賞は
評論部門でのものではありますが、本来の研究の延長にあるもので研究者
の本といえばいえるでありましょう。
昔からある新書などは、一般読者にむけて書かれた学者さんの本が多く
収録されていましたですね。今回の「本の雑誌」にも、そのような新書の本が
取り上げれていました。
今回の特集であがっている本で、これ読んでみたいと思ったのは、次のもの
でありました。
このような本があるということは、どこかの読書欄で目にしたように思います
が、この時代にマルクスかなということで、それ以上にはなりませんでした。
今回、「本の雑誌」で目にして、この本は図書館にあるかなと検索をしてみま
したら、なんとこれの元版が架蔵されていました。おおこれは借りてみなくては
です。
元版は1983年刊行とのことですので、今回の増補改訂新版はそれから40年
も経過してでることにで、この40年に思ってもみなかったことがあったのであり
ましょうね。
「本の雑誌」には、1983年以降のことがちょっと書かれているのですが、著者
のその後のことを知ると、これはまず元版からでも読んでみたいと思ったもの
です。
著者の岡崎次郎さんについては、ウィキペディアに項目がたっていまして、その
不思議な一生についても言及されていました。
岡崎次郎さんにとっては、向坂逸郎さんは重たい存在でありましたが、すでに没後
40年近くで、最近は向坂さんに言及されることも少なくなりましたです。

