本日はパン作りの月曜日でありますが、これまでのところあまりパン種が
あがらずで苦戦であります。朝の酵母種はそこそこあがっていましたので、
なんとかいけるだろうと思ったのですが、予定の15時くらいになっても、思った
ほどあがらずで、これはだめだなと、ドライイーストを加えてこね直して、それか
らまた発酵に入ることです。22時現在、いまだ二次発酵途中でありまして、
焼きに入るのは何時になるのかです。(うまくいかないと、上がらずで、しかも
酸味がでるのですよね。)
パンの作業をしながら、本をつまみ読みです。
図書館から借りている矢野誠一さんの本は、ほぼ最後のページまでたどり
つきましたので、これは次回図書館へと行った時に返却することにいたしま
しょう。
つまみ読みは佐藤正午さんの「書くインタビュー6」でありました。12月に購
入して、そのときに流して、ここでも話題にしたのですが、とりあえず、もうすこし
ゆっくりと目を通してみることにです。
66歳の佐藤正午さんの日常ですが、左耳の難聴と聴覚過敏のところで目が
とまることです。当方は突発性難聴の経験者でありますので、当方の状況と
比べて読むことになります。
佐藤正午さんの左耳難聴のほうが、当方よりも若くて罹患したことになります。
「難聴は昔からあった。いつから、とかもう憶えていない昔から左耳の聴力は右
よりも弱かった。・・・去年あたりは、右耳に手のひらで蓋をして、左耳だけでテレビ
の音声を聞き取ろうとしてもなかなか困難というところまで聴力が低下していた
が、加齢のせいもあるだろうとしじたばたしても仕方ないと諦めていた。
ほかの二つの症状、耳鳴りと聴覚過敏にくらべたら何てことない。ふつうに聞こえ
る右耳が残っているし。」
当方は左耳が突発性難聴となってから、難聴となったというような記述に反応
するようになったことです。昨年に見た映画でも安藤さくらさんが演じる主人公は
DVにあって、左耳(どういうわけかみな左です)の鼓膜が破れ、難聴になったと
いう設定でありました。
佐藤正午さんの文章を読みますと、相当に聴覚過敏はひどいようでありまして、
ほんとこれと比べたら、左耳難聴はまだまだ救われていると思うことです。