本日の買い物

 本日は食材の買い物にあわせて、本もすこしです。

 本日にどうしても買っておきましょうと思ったには、毎日のスムージーに使う

にんじんであります。できれば土付き人参がほしいのですが、これはちょっとお高

有機ものにはあるのですが、まあいつもいつもというわけにはいかずで、甘い

アロマレッドという種類のものがあれば、それを買うのでありました。本日はそれ

が見つかったので、ちょっと多い目に買って、10日くらいはこれで大丈夫かな。

 これを確保したら、気分を良くしてスーパーに入っている行きつけの本屋へと

いくことにです。ここで、バインデックスのリフィールを注文することにです。この

店は能率協会ものを扱っていて、注文しましたら取り寄せてくれます。この店を

大事にしなくてはね。

 ということで、文庫の新刊を購入することにです。

 まずは今月の新刊での一冊は、次の新潮文庫であります。

 これはいきなり文庫になったのでしょうか。こんな作品があったことは知りません

でした。ホレス・マッコイという作家さんは、当方のなわばりの人ではないのですが、

たまたま代表作を映画とした「ひとりぼっちの青春」を学生のころに見たことで、

その原作があると知って、古い文庫本を買って読んだのです。

 これがまた、ひどく希望がない作品でありまして、USAが不景気に沈んで

いた1935年頃の話でありました。

vzf12576.hatenablog.com

 今回の作品はどうでありましょう。どのタイミングで読むことになるのかな。

 もう一冊買ったのは、先月の新刊。

 絲山秋子さんの文庫新刊。元版も持っているのですが、文庫で読めるので

あれば、場所をとる元版のほうから処分しなくてはです。絲山さんの作品は、

場外ホームランのような大傑作というよりも、足で稼いだ二塁打のようなもの

が多くて、コンスタントに塁を稼ぐことができます。

 一年に一作ペースとなっていて、ほとんどがレベル高し。

 買うか迷ったけど、本日は見送りにしたもの。

 金原さんのこの表題作は、発表された時に大変話題になって、当方も初出誌で

読んだ記憶がありです。コロナ時代に書かれたリアルタイムのテーマでありまして、

あと二十年もしてからコロナ時代の小説集というのが編まれるようになりました

ら、この「アンソーシャルディスタンス」は必ずはいるのでありましょう。

 これはなんとなく、安価で入手できそうな気がするので、すこし買うのを待つこと

にするかな。