9月に入って、最低気温が20度を下回るようになりました。本日はこれまで
のところ最高気温は25.5度で、最低は19.3度ですので、暑くて困るということは
なくなりましたです。
本日の庭仕事は、暑さに負けてしまった鉢バラにたっぷりの水やりをしてから、
日陰へ移すことと、地植えで元気のなくなっているバラを鉢上げすることなどです。
本日は二本のバラを鉢へと移しましたが、一本は根が弱くなっているようで、
これを改善しなくては、だめでありますね。もう一方はそこそこ元気な根になっ
ているのに、つぼみがつきませんので、植わっている場所が嫌いなのかな。
このようにして鉢にあげて、元気が回復したものを、もう一度地面に戻して
あげるのが課題でありまして、鉢で管理するものがどんどんと増えていくことに
なってしまいそうです。
こちらはだらだらと二番花、三番花に移行でありまして、秋バラというほど
一斉に咲くことはなしであります。
庭仕事のあとは、トレーニングへといくことにです。正味で1時間ほど汗を
流すことになりました。鉢を持ったりするためには、力がなくてはできません
ので、マシンを使って鍛えなくてはです。
戻ってからは、久しぶりで与那原恵さんの「赤星鉄馬」さんを読むことにで
す。かっての日本の富裕層のお話でありますが、こういう世界があったのですね。
まったく当方には無縁の話です。
「雑誌『婦人画報』の巻頭グラビアページは、皇族や華族、実業家やその子女
たちの華やかな写真が売り物で、結婚は毎号取り上げられた。『婦人公論』の
グラビアは、富豪たちの邸宅や避暑地での一コマなどを紹介しており、戦後恐慌
とはまるで無縁の世界である。一般庶民の憧れを搔き立てた雑誌だった。」
戦後恐慌とはいっても、第二次大戦後の話ではありません。
赤星鉄馬さんは、薩摩閥につながる家柄でありまして、その親分格は樺山家で
すので、世が世であれば、白洲正子さんなどは、雲の上の人ですが、戦後という
のは、とりあえず建前としての身分制度はなくなりましたので、これはありがた
いことであります。いまでも、その昔のことを懐かしんでいる人も、また多いの
でありましょうね。