本日は昨日に引き続きで「加賀乙彦自伝」を読むことになりです。
加賀乙彦さんの世界への入門書という感じでありまして、加賀さんの作品に
馴染んでいる人には、ちょっと物足りない内容かな。それでも、加賀さんの
文学修行時代のことなどとても面白く読むことができました。
そういえば、当方は加賀さんの長編小説は好きで読んでいるのですが、確保を
して読んでいないのが「フランドルの冬」と「頭医者もの」でありまして、この
自伝を読みましたら、フランス留学への経緯などを知ることができ、読まずに
積読になっている初期作品を読んでみなくてはです。