車軸を流す

 買い物へと行かなくてはと思いながら、TVで世界陸上のマラソン競技を見物する

ことにです。残り2キロくらいになって、日本の選手が追い上げをしていて、いいぞ

と応援していましたら、外では雷がなりはじめました。

 日本選手は、残りわずかになってから足にアクシデントが発生し、順位を落とす

ことになり、ゴールに入るのを見届けてから、買い物に出かけることにです。

雷が鳴り始めたころには、この地方には大雨注意報が発せられていました。

 買い物をしていて、外をみましたら、ひどい雨であっという間に、道路が冠水し

ていました。買い物を終えて駐車場の車までたどりつくのも大変な雨でありまして、

車軸を流すというのは、こういう雨であるか。

 しばし店内で雨宿りですが、いつあがるのかわからないので雨の中を走って車

までいくことにです。もともと雨は予想しておりましたし、濡れてもいい服装で

はありましたが、それにしてもずぶ濡れとなりです。

 これが二時間も続いたら、水がついたりすることもあるだろうなと思ったので

すが、幸いなこと1時間ちょっとで雨はあがりです。一時間ほどで80ミリくら

いの雨、久々にまとまった雨となりました。

 この雨のおかげで一気に3度近くも気温がさがりました。蒸し暑いのもすこし

解消されたようで、ありがたいことです。

 本日のTV欄でスポーツ番組を見ていましたら、「慶応プリンス赤星取材」とあ

りました。慶応にいる赤星さんについての番組であるかなと思って、ずいぶんと

前から積読状態になっていた「赤星鉄馬 消えた富豪」を読んでみることにです。

 明治の富豪の一族の末裔で、現在は野球かなにかで活躍をしている赤星という

選手がいて、その人が慶応のプリンスと呼ばれているのかなと、最近の事情に疎

い、当方は思って、この本を読み始めたのですが、どうやらそれは勘違いであり

ました。 

 それはそうとして、せっかく読み始めたのですから、この本を読んでしまうこ

とにしましょう。