残りすくなくなり

 先週月曜日からの入院生活も残りすくなくなりました。こちらで夜を過ごすのも、あと二晩となりです。重篤で入院されている方もいらっしゃるでしょうに、なんとものんきな患者でありまして、もうしわけないこと。そういえば、この病院は、いまから17年前に当方の父が亡くなったところでした。病室から見える風景は違いますが、あの時は一年で一番寒い時期で、そとはガリガリに凍っていました。

 この時期の当地は連日30度近くまで気温が上がりまして、エアコンのない病室の窓を閉めて休みますと、汗ばんで寝苦しくなります。

昼間に本を読みながらウトウトしますと、夜に眠れないことになりますのて、あの手この手でお昼寝しないよう過ごすことにです。

 本日は土用丑の日ということで、お昼は小さなうなぎがのったうなぎ飯でありました。これをいただいて、暑気ばらいです。


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 プルーストはいよいよフィナーレにむかいます。

13巻は文学論が長くてつらいのですが、いよいよ見いだされた時の具体的な展開となりますので、これまで、このためにがまんしてきたよという気分です。

14巻は正味300ページほどなので、うまくいけば明日には完走できそうです。

入院の本来の目的の方は苦戦ですが、プルーストに関しては大収穫となりそうです。


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