海からの風

 当地としては、気温の高い日が続きます。南に向いた5階病室の窓を開けて過ごしていましたら、明け方に風にのって、磯の香りがしてきました。

この街の浜辺には磯はないのでありますが、漁をおえて港に戻った船か、テトラポットにながれついた昆布などが、発したものでありましょうか。

 入院生活も四日目となり、それなりにペースがつかめてきますと、緊張も緩んできまして、食後に本を手にしていましたら、ウトウトとするこてです。

プルーストに関してはまずまずのスピードでありますので、ちょっとお休みしてもよろしいのですが、寝入ったしまいましたら、夜に休むに影響がでますので、ラジオなどをきいて時間を過ごすことにです。

 最近は、ラジオをスマホできくのが、主流でありようで、とくに聞き逃しが充実しているのはありがたい。本日は、木村祐一さんの番組に、宮藤官九郎さんが呼ばれた回を聞くことができました。

 これのなかで、ずいぶん昔映画、少年メリケンサックが話題となり、なんの拍子にかこの映画をみた当方は、全くそこで話題になるエピソードを覚えてなく、改めて検索したほどです。

 あの映画はどうして見に行ったのかな。星野源さんがでていることも、本日知ったくらいですから。

 プルーストは、本日も200ぺージは進みましたので、ノルマはクリア。あまり欲張ると退院のタイミングにあわなくなることで。