古い友人と日々メールのやり取りをしているのでありますが、このところ
体調不良のせいもあって、本が読めないとのことです。
彼いわく「意欲と視力に問題あり」なのだそうです。さて、読みたいとは思う
ものの本を手にすると読むことが出来ないときに、おすすめのものはなにであ
りましょう。
彼との共通の結論は、絵本のようなもの、または谷川俊太郎のものかなと
いうことになりました。谷川俊太郎は、さすがすごいことでありますね。
小生であれば谷川俊太郎のなにをひっぱりだしてくるだろう。「ことばあそ
び」系のものはどうかと思うけども、不調のときにこういうのを手にしようと
いう気分にはならないか。
それじゃ「クレーの絵本」ではどうだろうな。
当方は、あまりこうした状況に陥ることはないのでありますが、ひどい
スランプの時に手にする本といえば、何でありましょう。読みやすくて、面白
いものでなくてはだめですよね。
こればかしは、体調次第でありまして、その時になってみなくては想定して
いたものがあうのかどうかわかりませんが、いま時点では小沢信男さんのもの
とか、野呂邦暢さんの「小さな町にて」ではどうだろうか。