本日は庭師さんが

 昨日に作っていたパンは、久しぶりの大失敗でありまして、まったくあがらず

でありました。これであれば、ドライイーストを使ってこねなおしをしてやり直す

のであったと、終わってから悔やむことにです。

 そんなこともあって、今朝は朝一番でドライイーストを使ってのパン作りに取り

組むことにです。朝6時にスタートですから、11時ころには出来上がるでしょう。

本日は一年に一度、庭師さんが来てくれる日でありまして、それを意識してパン

作業を進めることになりました。

 なんとか午前に焼き上げることになり、これからしばらくは出来損ないパンと

このイーストパンをあわせて食することになりです。あ

 庭師さんは、我が家にもう何十年も来てくれている方で、先代からの付き合いを

引き継ぐ形になっています。

二人一組で、木の剪定と下草とりなどですが、そこそこやることが多いので、一日

では終わらずです。二日お願いするということにはならないので、当方も簡単なと

ころは自分でやることにです。

 とにかく小さくしてもらって管理することにです。一部背の高いバラについても

刈り込んでもらったのですが、秋バラはどうなりますでしょうね。

 ということで、本日の明るい時間帯は、ほとんど何か身体を動かしていて、結局

は本も読まず、トレーニングにもいかずでした。

 夜になってあわててすこし本を読むことにです。先日に安価で購入した本です

が、今は亡き中村とうようさんのものとなります。

  これに収録の「ニッポンの語り物の魅力」という文章を読んでみました。

語り物というのは、「フシがついている。音楽なのである。メロディに乗せて、

人間の喜怒哀楽を語る」ものであるとのことです。

 ここのところ、家人がはまっているエレカシ宮本浩次さんの歌には、どう考え

ても語り物としか思えないような造りのものがありまして、ご本人がそれを意識

して作られたのかどうかわかりませんが、発表された時代にはほとんど理解され

なかったという楽曲は、語り物の系譜につなげてみましたら、わかり良くなるよ

うな気がします。

 中村とうようさんのこの文章のおしまいのところには、次のくだりがありまし

浪花節は義理人情で古めかしい、とよく言われる。しかしこれまた、故なき

偏見である。義理人情は人間の永遠の真理だ。まったく偏見をぬきにして明治

浪花節のレコードを聞いてごらん。今のチンタラチンタラと慣れあいの

ヌルマ湯の中で生きている小市民たちが ブッたまげるような世界がそこにある。

そうだ、義理人情は、過激なのだ!」

 昨日だかに自分のラジオ番組で、義理人情ということを発言した山下さんは、

子どもの頃に浪曲をきいて育ったのでありました。