本日のコンビニ書店で

 本日は朝からお天気よろしでありましたので、気温はあがるのだろうなと

思いながら、朝にパンの仕込み。酵母の出来はどうだろうと思いながら、こね

ることになり。

 そのあとずっと一次発酵をするのでありますが、これが思わぬ苦戦。どうも

酵母の具合がよろしくなかったようで、いまだに作業は終わらずであります。

日付をまたぐことはないだろうなと思いながら、二次発酵の具合を見守ること

にです。

 ずいぶんと時間がかかるので、夕食後に息抜きがてら、近所のコンビニ書店

へと出向くことになりです。

もともとは家人の発案でありまして、先月の宮本浩次さんバースディコンサート

の様子を伝える雑誌をチェックするとのことでありました。たいした本はおいて

いないコンビニ書店ではありますが、文庫新刊でも見てくるかなと当方も同行

することとなりました。

 文庫以外の新刊のところにどんな本があるかなと思って見ておりましたら、

思いがけずで、次の本がありました。他の大型書店で見かけたのでしたら、

きっとスルーしたでありましょうが、ここは当方の住まいから歩いて行けると

ころにある唯一の本屋(コンビニだけど)でありまして、ここにあったという

ことは当方に買ってちょうだいよというようなものでありまして、一も二もな

く、レジというか自動精算機に持参して、バーコードをスキャンすることに

なりました。

 ややひさしぶり四方田さんの本を新刊で購入しました。この本は「人、中年に

到る」の続編となるもののようで、そういえば、「人、中年に到る」は手にして

いないことです。

 その昔、四方田さんの本は新刊が出ましたら購入していたのですが、あまりに

四方田さんの新刊が多くて(「月刊四方田」と言われたくらいですから)、読む

のがまるで追いつかなくなり、いつからか買わなく(買えなく)なってしまいま

した。例外は家族について書いたものだけでしたね。

 今回の本の書き出しは、次のようなものです。

「1953年生まれのわたしは2023年に七十歳になった。これまでは老人

見習いのような感じであったが、これからは本格的に『高齢者』の域に突入する。

さあ来たぞ。来るなら来い。」

 これを読んで、当方は年齢だけは負けていないぞと思ったのですね。その他で

は四方田さんに遠く及ばないのでありますが、年齢を重ねるということだけは、

能力に関係なしに平等でありますね。もっともどのような高齢生活を送るかと

いうことに関しては知的能力というか学校時代の偏差値とは、まるで関係なしで

ありまして、元気で活動している地域の高齢者は、学校時代には目立たない人

たちであったのかもしれません。