だらだらと下って

 何日か留守にして、夜に戻ることになりました。5月は近いとはいっても、

室温は12℃ほどで、帰宅して最初にしたのはストーブを点火することでした。

それについで、たまっていた新聞と郵便物のチェックです。編集工房ノアに注文

してあった本が、留守の時に配達となっていたようで、不在連絡通知が入って

いました。申し訳なしで、明日に再配達をお願いしましょう。

 たまっている新聞は、統一地方選挙のことがずっとトップニュースでありまし

た。一番身近な、このまちの市議選の結果が本日の新聞に掲載されているのです

が、これは昨晩に宿舎でネットで結果を見ておりました。

 今回の市議選は、たった一人しか落ちないというもので、ちょっと前までは

4,5人が落ちるくらいの候補者がいたのに、隔世の感ありです。

 前回の市議選の時にもそうでありましたが、ほとんど泡沫候補くらいの票しか

とれないのに、当選してしまうことにです。これって決していいことではないで

すね。市議会議員というのに魅力がなくなっているのでしょう。

 投票率も当選者最低ラインもともに、危機的な水準でありまして、だらだらと

まちは凋落していくのでありましょう。日本の高度成長にあわせて、右肩上がり

の人口増となった、このまちでありますが、魅力がなくなってきているのを実感

することです。

 今回の旅行では、とうとう本を買うことがなしで終わりました。こんなのははじ

めてであります。LCCの持ち込み荷物7㎏の壁がきいていますね。今回の当方の

荷物はリックサック一つで6キロ弱ですから、本の一冊、二冊は大丈夫なのであ

りましたが、それは結果論で。

 本は買わず、とりあえず持参本を読むことにしたのですが、これはプルースト

の11巻目、なんとか100ページくらいは進んだかな。