いつもと同じ月曜日

 月曜日は朝にパンを仕込んで、発酵時間を利用してトレーニングに行き、食料

の買い出しにいって、夜にパンを焼くという時間割となりです。

 当地は暑いといってもしれていますが(本日の最高気温は24.6度)、それでも

夏のパン作り(自家製天然酵母と道産小麦を使っています。)は、水分の調節が

難しいことです。本日の種も、いつもよりベタついてしまって、成形する時には

手粉を多く必要としました。なかなか奥の深い世界であります。

 このお休み期間でブックオフに足を運びました。文庫ばかりを買ってきたので

すが、そのなかに講談社文芸文庫が一冊ありましたので、予算のワンコインには

収まらずでありました。

 その文芸文庫本は、次のものであるのですが、これが痕跡本でありまして、そ

れを読み解くために購入したのかもしれません。 

 この本の奥付には、下の写真のように数字が振られているのでした。

 1は書名、2は著者名、3は発行日、4は発行所、5は郵便番号で6は発行所

住所、7は電話でここにはない場合も読むと付記されています。8はISBNで

9は定価となっていて、これのしたにはホームページも読むとありました。

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 さて、これはどいいうメッセージなのでしょう。

 これからせどりでもやってみたいという若い人に、ベテランさんが講談社

文芸文庫というのは安くあったら、次のポイントを確認した上で、買うように

ということで、現物にメモ書きで教えた痕跡でしょうか。

 これが記されていたのが吉田健一さんの「旅の時間」というのが、いかにも

でありまして、本文は読まれたような形跡はないのに、奥付にだけはしっかり

と痕跡が残っているというのは、せどりのための実例見本であったのでしょう

か。