すでに地元に戻っているのでありますが、東京での収穫の報告です。
あまり時間的な余裕がなかったのですが、なんとか何軒かの古本屋さんを歩くこと
ができました。まずは、宿の近くにある本屋さんからです。
前回もここで泊まった時には、ここにも古本屋さんがあるのだと思って、開いて
いたら入ってみましょうと、何度か前を通ったようなのですが、一度も開いていな
くて、すでに閉店しているのかと思っていました。
先日、21時近くになって南千住駅から宿へと向かおうと歩道橋を歩いていましたら、
前方の古本屋さんに明かりがついていました。やっているんだこの店はということで、
遅い時間ではありましたが、店に入ってみました。
おばさんが一人で店番をしていましたので、聞いてみましたらお昼から店を開けて
この時間はやっている、たまには用事があって閉めることもあるけどとの話でありま
した。
遅い時間でもあることから、さらっと棚をチェックして、一冊購入です。手にとっ
て、値段をみてから戻したものには旺文社文庫版 平山三郎編「百鬼園の手紙」があ
りました。この本は、旺文社文庫版の「百鬼園先生シリーズ」を持っている当方も
架蔵はしないのですが、なんと当方の予算を超える値段でありました。
結局購入したのは、講談社文芸文庫版「桂春団治」でありました。
- 作者: 富士正晴
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/01/10
- メディア: 文庫
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値段の高い文芸文庫版はパスしてました。南千住の大島書店には、百鬼園先生の本と
富士正晴の本ということで、記憶に残ることになりそうです。