このところテレビワイドショー(?)かで芸人が、だじゃれをとばしたこと
が不適切であったと批判をあびています。これに関してはさすがの政府も問題
としているようでありまして、会社も正式に謝罪をしたとかです。
北海道に住まわれている方でも、最近になって他県から移りすんで来た人な
どは、ほとんど蝦夷地の先住民族の人々のことを知ることはないでしょうし、
まして単一民族国家だと、つい最近まで国の指導的立場の人が言っていたので
ありますから、先住民に関してどんなことが言われても驚きはしないのですが、
それって、やはり人間として恥ずかしいことですよね。
北海道に育ちますと、学校で部落問題についての教育を受けることがないた
めに、これについての感性がまるで育っていませんです。これと同じで、北海
道以外で育った人たちは、蝦夷または先住民のことについては、ほとんど教育
を受ける機会がないでしょうね。
寝た子を起こすではないですが、これからヘイトをヘイトとも思わない人間
にならぬように、こうしたことを学校で教えなくてはいけないですね。
もちろん、歴史修正主義の風潮では、なかなかそういう方向に向かうとも思え
ないのですが、政権への忖度が国をおかしくするとすれば、そうした姿勢での
教育現場運営は、ますます国をおかしくします。