このところのテレビ番組で楽しみにしているのは、朝7時台のNHKBSで
ありまして、「おしん」で始まって「こころ旅」までであります。
「おしん」はとても有名な朝ドラでありますが、見るのは今回が初めてで
しょうか。このところ見るようになったのは、当方がひいきにしていた今福
将雄さんが登場しているからであります。(以下のところから3日ほど60年
近くも昔のことを記しておりました。)
今福さんの代表作といってもいいのでありましょう。今福さんが登場する
シーンがなくなりましたら、このドラマも見なくなるのかな。
それにしても、昔のドラマの役者さんたちは雰囲気があることです。
放送されていた1983年ということで、現在放送されている時代設定は1920
年くらいですから、ちょうど65年ほど前のことをやっていることになります。
とこのドラマを見てから、そのあとに続く「なつぞら」というのを見ていました
ら、やはり65年くらい前の時代設定となるドラマなのですが、なんとも違和感
ありです。新宿あたりのことはともかくとして、北海道帯広郊外の牧場は、当方
の子どもの頃の記憶と照らすと、あまりにも綺麗すぎることでありまして、最近
のドラマでは、汚いというのはだめであるようですね。
その後にある「こころ旅」は、今週で春の旅は終わりですが、旅の締めは二週
続けての北海道で、本日は遠軽町へといってました。いまは清瀬市に住む女性
が、故郷遠軽町瞰望岩を訪ねてほしいというリクエストに応えての自転車旅と
なります。
以前に北海道は広いと記したことがありますが、当方は遠軽町には言った
ことはなく、しかしこの瞰望岩は小説で取り上げられていたこともあって、一度
見てみたいと思っておりました。今回、このような形で目にできるとはありがた
いことでした。
vzf12576.hatenablog.com 松家仁之さんの「光の犬」の舞台になっていると思われる町が遠軽であり
ました。上の引用に岩の上から下にひろがる町を見下ろしたら、駅に入って
くるディーゼルカーのくだりがあるのですが、ちょうど「こころ旅」のシーンも
そのところをうつしていました。
ドラマのディレクターも松家さんの「光の犬」を読んでいたろうか。