たった一年なのに

 昨年の4月28日は日曜日で、その翌日からは例年にない大型連休が展開

されることになったのですが、これは平成から令和への改元にあわせてのこと

でした。

 それからたった一年でありますが、まあ今の日本を覆っている気分はどうで

ありましょうか。当方は悲観も楽観もしないように心がけようとしておりますが、

気持ちが弱くなりましたら、不安に負けてしまいそうです。

 昨年の明日には、花苗を購入うするために、すこし遠出をしていたのですが、

今年はどうしようかと思っています。こういう時だから、農家さんでやっている

即売所へと足を運ぶというのもありなのですが。

 ネットを見ておりましたら、自宅に引きこもっている人たちが多くなっている

ので、そうした人の間でパン作りが静かなブームであるとかありました。

そうなんですよね。パン作りは早くても4時間くらいはかかりますでしょうから、

手を動かしてこねたり、丸めたり、それから発酵させたりと楽しいこと請け合い

です。最初のうちはなかなか思うようにいかないはずですが、どんなに失敗し

ても、自分で作ったものは美味しく(?)食べられるはずです。

 そう記しながら、先日に焼いたフランスパンがどうしてうまくいかなかった

かの振り返りをするkとになりです。それまで使っていたぶどう酵母にかわって

りんご酵母にしたからなのか、それとも発酵時間なのか、はたまたオーブンに

一度にたくさん入れすぎたからなのかなどなど、うまくいかなかった原因と

思われるものを書き出して、それを検証していくことになりです。

 電気オーブンがちょっと古くなっているので、それも原因かなとも思うので

すが、最近になって10万円給付なんてことを耳にしますと、これでオーブンの

更新というのはどうかなと思ったりです。

その昔に百歳を過ぎても彫刻家として活動していた平櫛田中さんは、百歳の

ときに、そのあと何年分かの彫刻材料である木材を確保していたといいます

が、当方のパン作りも百歳まで続けるとして、あとオーブンは何台更新するので

ありましょう。

 そんなことを思うのは、先日にTVで取り上げられていた京都の石窯パンづく

りおじさんの仕事ぶりを見たせいでもあります。このパン作りのおじさんは、

自由学園男子部の卒業生だそうで、自由学園は調理に科学を持ち込むという

のがテーマですので、このおじさんもいつも考えながら、理想とするパン作りを

しているのでありました。当方もあと25年は続けなくてはです。 

98歳、石窯じーじのいのちのパン (単行本)

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  • 作者:晃朗, 竹下
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)