本日の記事から

 本日にネットニュースのヘッドラインを見ていましたら、「武田 徹が20歳の自分に
読ませたい『わたしのベスト3』」という見出しが目に入りました。これは文春オン
ラインに掲載のものだそうです。
 そういえば、次の月曜日は「成人の日」でありましたか。ながらく「成人の日」と
いえば1月15日でありますが、いまは1月の第二月曜に固定ですから、日にちでは記憶
ができなくなっています。
 この時期に20歳の自分にということは、成人の日を意識した記事といえるでしょ
う。武田徹さんという方は、これまで著書を購入した記憶はなく、どのような人であ
るのか、よくわかっていないのですが、あがっていたのは、次の三冊でありました。
大宅壮一のことば』

『批判的主体の形成』
批判的主体の形成[増補改訂版] (洋泉社MC新書)

批判的主体の形成[増補改訂版] (洋泉社MC新書)

『「普通の人」の哲学』(ちなみにこの記事は文藝春秋1月号に掲載のものをネット上に公開しているものと
いうことです。ということは、先月に刊行されたものにあったのか。
 全文は、以下の文春サイトにおいて読むことができますので、くわしくはこちらを
ご覧ください。   http://bunshun.jp/articles/-/5579   )
 あがっている三冊で、一番驚くのは、ここに上原隆さんの『「普通の人」の哲学』
があることです。この武田徹さんのものを読みますと、上原さんの本を改めてのぞい
てみなくてはです。
 もひとつ驚いたのは、ここでリンクがはられているAmazonで、この本がずいぶんな
価格で売られていることにです。日本の古本屋には一冊しか在庫がないのですが、
そちらはずっとリーズナブルでありますからして、武田徹さんの文章を眼にして、
上原隆さんの『「普通の人」の哲学』に関心をもたれたら、まずは日本の古本屋に
あたってみてくださいです。