本日にネットニュースのヘッドラインを見ていましたら、「武田 徹が20歳の自分に
読ませたい『わたしのベスト3』」という見出しが目に入りました。これは文春オン
ラインに掲載のものだそうです。
そういえば、次の月曜日は「成人の日」でありましたか。ながらく「成人の日」と
いえば1月15日でありますが、いまは1月の第二月曜に固定ですから、日にちでは記憶
ができなくなっています。
この時期に20歳の自分にということは、成人の日を意識した記事といえるでしょ
う。武田徹さんという方は、これまで著書を購入した記憶はなく、どのような人であ
るのか、よくわかっていないのですが、あがっていたのは、次の三冊でありました。
『大宅壮一のことば』
- 作者: 大宅壮一,大宅映子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 田川建三
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 新書
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「普通の人」の哲学―鶴見俊輔・態度の思想からの冒険 (知における冒険シリーズ)
- 作者: 上原隆
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 1990/01
- メディア: 単行本
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いうことです。ということは、先月に刊行されたものにあったのか。
全文は、以下の文春サイトにおいて読むことができますので、くわしくはこちらを
ご覧ください。 http://bunshun.jp/articles/-/5579 )
あがっている三冊で、一番驚くのは、ここに上原隆さんの『「普通の人」の哲学』
があることです。この武田徹さんのものを読みますと、上原さんの本を改めてのぞい
てみなくてはです。
もひとつ驚いたのは、ここでリンクがはられているAmazonで、この本がずいぶんな
価格で売られていることにです。日本の古本屋には一冊しか在庫がないのですが、
そちらはずっとリーズナブルでありますからして、武田徹さんの文章を眼にして、
上原隆さんの『「普通の人」の哲学』に関心をもたれたら、まずは日本の古本屋に
あたってみてくださいです。