本日手にした本

 本日は昨日とはうってかわって気温があがりました。前日とくらべると10度も気温が
高くなり、花苗を外にだしてひなたぼっこさせました。毎日がずっとこうでありました
ら、そのまま外にだしておいてもよろしですが、最低気温がマイナスになるようですと、
まだすこし早いかな。
 陽気に誘われて、本日は本屋からブックオフと散策でありました。ネットをみていま
したら、ブックオフは経営的に苦戦が続いているとありましたが、大資本の傘下に入っ
てからは、昔のような面白さがなくなったことは事実でありますね。そうした面白さが
なくなったことが経営不振の原因ではなく、大きなくくりでいけば本離れということに
なるのでしょうが、Amazonの1円本などにもやられてはいるのでしょう。
 ということで、元気をだせブックオフということもあり、店に足を運んでみたのです
が、これが一月ぶりくらいでいったにも関わらず、収穫がまるでなしでした。自宅から
けっこう遠い店でありますので、ここまで来て収穫なしは、残念なこと。
 新刊本屋では、結局のところ数冊手にしてみたのですが、購入まではいたらずであり
ました。本日立ち見していたのは、次のもの。

 この本は、巻末に人名索引があり、これが立ち見にはありがたい。「夏の闇」のヒロ
インモデルについてのところのみをチェックせり。開高健さんの「夏の闇」は、自宅の
どこかにひそんでいるはずですが、これはいまだ見つかっておりません。
本日立ち見したところには、開高健に関して双極性の文字があり、作品を書き続けるこ
との大変さを感じることであります。これは、そのうち図書館からでも借りて読むこと
はできないだろうかな。 堀江敏幸さんの文庫本。元は岩波ですが、刊行されて10年もたつのか。岩波「図書」
に連載されたものをまとめたものですから、連載中に読む機会があったのに、うまく
読めていなくて、単行本を購入して積読状態になり、今回文庫本で買ったら、積読
屋上屋を重ねることになり。それは恥ずかしいので、本日は購入をしませんでした。
 あったら買おうと思っていたのに見つからなかったのは、丸谷才一さんの文庫本。
別れの挨拶 (集英社文庫)

別れの挨拶 (集英社文庫)

 こちらは丸谷さん没後にでた本の文庫化で、文庫まで四年であります。こちらは新刊
がでない状態ですから、とりあえず元版はもっていても買うことにしましょう。どこで
見つけることができるだろうか。