一周忌でしたか 3

 丸谷才一さんの多岐にわたる仕事で、これまで単行本になったものは「オール読物」
に連載されたものをのぞいて、ほぼ持っているようであります。
「オール読物」から単行本となったものは、ほとんどがその後文春文庫にはいっている
ようですが、文庫になったら買いましょうと思いながら、買うことができずに今に
いたっています。あとどのくらい買っていないものはあるのかと、ウィキペディア
著作目録をながめています。これをみてみますと、ずいぶんと文庫になっていること
でありますね。
 今は手元にない「青い雨傘」以降が、読めていないのでありますからして、次の
ものが未確保となっておりました。
『花火屋の大将』 文藝春秋、2002 のち文庫
『絵具屋の女房』 文藝春秋、2003 のち文庫
『双六で東海道文藝春秋、2006 のち文庫(2010.12)
『月とメロン』 文藝春秋、2008 のち文庫(2011.8)
『人形のBWH』 文藝春秋、2009 のち文庫(2012.5)
『人魚はア・カペラで歌ふ』 文藝春秋、2012.1

 これらはできれば格安で入手できぬかと思っているのですが、これがなかなかであり
ます。あるところにはあるのでしょうが、当方があまり足繁くブックオフなどにかよう
ことができないから、入手に時間がかかっているのかもしれません。ブックオフは、
ベストセラーだった本などは、たくさんあるのですが、丸谷さんの文庫などは、あまり
見いだすことができないようでありまして、丸谷さんの本は、そのわりに売れていない
のかもしれないなと感じています。
 一昨日にブックオフで購入した、次のものは、どちらも美本で半額でありましたが、
このシリーズの未入手は、あと何冊でしょうか。

絵具屋の女房

絵具屋の女房

双六で東海道

双六で東海道