「シニア左翼」ですか

 本日、「一冊の本」3月号が届きました。これのページをめくっていましたら「シニ
ア左翼」という言葉が目に入りました。
 今月に朝日新聞出版から刊行される「シニア左翼とは何か」の著者 小林哲夫さんに
よる寄稿です。

 この本を当方が買って読むかどうかでありますが、この小林さんの文章には、すこし
刺激をうけましたです。以下、引用などをしながら、感想などを。
原発、安保関連法案などに反対する、つまり国の政策に抗う、もっといえば、反体制
という左翼的な姿勢を貫くシニア世代(60歳以上)を、シニア左翼と命名し、本書で彼
らの生きざま、思想と行動を検証してみた。」
 このようにありました。当方も広い意味での「シニア左翼」の一員でありましょう。
当方は、自分の「生きざま」なんて考えたこともありませんし、「思想と行動」という
ことでも、人様にいえるようなものはありませんが、このような当方を、どのように
検証してくれるのかなと思ったりします。
 小林さんにいわせると、「シニア左翼にはさまざまな形態がある。一貫組、復活組、
初参加組、『ご意見番』組の4つに分類してみた。」となるのですが、さて、当方は、
これのうちのどれに分類されるのでありましょう。初参加組とご意見番組でないことは
あきらかですし、どうも一貫組でもないようです。そうなると残るは、一つですが、
そうかなとも思います。
 まあどちらにしましても、社会がこんなになってしまった責任は、シニア世代にある
だろうよといわれましたら、それについて弁解の余地はないわけでして、もうすこし
人々が守られるような社会を作るために、これからでもなにかできないかと考えること
であります。