久しぶりにブックオフへといってきました。最近はいくたびに本の並べ方がかわって
いまして、あらまととまどうことです。前回来たときには、100円本の棚は、こちらに
あったのに、今回はこちらかいなという具合です。すこしでも目先をかえることで、
売り上げにつなげようということでしょうか。
最近は、昔とは値付けがかわっていますので、当方がこれはと思うようなものは、
半額にもなっていなくて、その昔の古書店を思いだしたことです。ブックオフが新刊
本を販売するHDの傘下にはいったのですから、昔のような売り方はできないか。
野呂邦暢さんのみすず大人の本棚の緑本がありまして、これが半額以下なら即購入と
思っていますが、とうていそういうことにはならないようです。
当方のブックオフでの予算はいつもワンコイン(500円)ですので、その範囲でのお
買い物となります。
まずは一番高額の本であります。
- 作者: 庄野潤三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/08
- メディア: 単行本
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の生活だけを描いたものではありません。
エイヴォンというのは、赤い薔薇の名前であり、イギリスの田舎を流れている川の名前
とあります。これを書いた時の庄野潤三さんは67歳くらいでありますので、現在の当方
の年齢といくつも違わないのに驚きです。
- 作者: 小林信彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 文庫
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この本については、ウィキペディアには、次のようにあります。
「日本人は笑わない 新潮社(1994年)のち文庫、のち朝日新聞連載「時のかたち」
「深い潮目」を加えて『東京散歩昭和幻想』と改題(光文社知恵の森文庫) 」
もともとは、「日本人は笑わない」という本がベースになっています。
当方の信頼する時代観察者によるコラム集ですが、そういえば、「本は寝ころんで」
というのは、その時は失念していたのですが、小林信彦さんの本のタイトルのぱくりと
なっているのでした。
- 作者: 鎌田慧
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/09
- メディア: 文庫
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「不都合な真実」を記したもの。北海道の切り捨てられた国鉄職員のことに多くのペー
ジがさかれています。
この三月には新幹線が北海道を走るということで、もりあげに必死でありますが、こ
れも走るほどに経営が苦しくなるようで、そのために不採算の生活路線が、つぎつぎと
廃線に追いやられるというのが、大方の見方であります。